YouTubeアルゴリズム大全!視聴回数・再生時間・動画広報が増えていく仕組み
このコラムでは「YouTubeアルゴリズム大全!視聴回数・再生時間・動画広報が増えていく仕組み」について解説していきます!

・動画の再生時間を延ばしたい!
・動画を見つけてもらって広めたい!
こんな方むけに記事を書いています!
このコラムを読むことで超簡単にYouTubeアルゴリズムの全容について知ることができ、動画を広めてられますので是非、最後までお読み下さい!
- YouTubeアルゴリズムの前に~YouTubeの目的~
- YouTubeが嫌う動画を理解しよう
- YouTubeアルゴリズム全容
これらを順番にお話していきます!
YouTubeアルゴリズムの前に~YouTubeの目的~
YouTubeのアルゴリズムを理解するには、先ずYouTubeはどんな目的を持ってサービスを提供しているのかを理解しなければいけません。
YouTubeの最大の目的、それは「ユーザーがより長い時間、YouTubeに滞在する」という事です。
動画を見たユーザーが他の動画を見つけて、動画を見る。
この繰り返しにより、ユーザーがYouTubeに滞在する時間をより長くしていくことがYouTubeの利益になり、チャンネル運営者の利益になり、広告提供者の利益になり、ユーザーが動画を楽しむメリットに繋がります。
- YouTubeのWin=
- チャンネル運営者のWin=
- 広告提供者のWin=
- ユーザーのWin
YouTubeアルゴリズムの前に、この4つのWinの結びつきがあって初めてYouTubeが成り立っていることを理解しなければいけません。
YouTubeはユーザーの滞在時間の最大化をはかるため、「動画を見たい」と訪れたユーザーに対して、興味のある内容やユーザーが直近で長く視聴している動画の関連動画を積極的にアプローチしていきます。
そしてユーザーがこれまでに見てきた膨大な動画データを集めて、さらにユーザーの興味性を刺激する動画を表示させます。
「最近観た動画」
「関連動画」
このようにユーザーの興味をそそる動画を表示させてユーザーの滞在時間の最大化を目指していきます。
アルゴリズムについて理解する前に、YouTubeの目的について深く理解しておきましょう!
YouTubeが嫌う動画を理解しよう
ではYouTubeの目的が分かったところで、今度はYouTubeが嫌う動画について解説します。
YouTubeに嫌われた動画のほとんどが表舞台には出てこなくなりました。
- 隅っこに追いやられた動画=
- YouTubeに嫌われた動画=
- 広告提供者が広告を付けたくない動画=
- ユーザーが観たいと思わない動画
つまり4つのLoseに囲まれた動画です。
例えば?
過去にこんな動画を何度も観た人はたくさんいると思います。
- 文字スライドだけの動画
- 「YouTubeで稼げる」などの商材販売目的の動画
- クリック目的の騙しタイトルやサムネイル画像の動画
- そもそも利用規約違反の動画
過去には見ない日はないほどあったのに、一切見なくなりましたよね?
4つのWinを考えられない自分勝手な動画を投稿するクリエイターの動画は、仮に消されずに存在していてもユーザーの目には触れることすらなくなりました。
つまりYouTubeアルゴリズムを追求するという事は、『4つのLose』を無くして、代わりに『4つのWin』を追求するという事です。
ここを理解した上で、YouTubeアルゴリズムについて具体的に解説していきます。
YouTubeアルゴリズム全容
YouTubeアルゴリズム1:動画の長さ
動画の長さはどれ位が適度なのでしょうか?
最初から最後まで見てくれる5分くらいの短い動画?
いや、10分くらいの一般的な動画?
それともテレビと同じようにちょっと長い30分くらいの動画?
色んな意見があると思います。
極論、長ければ長いほど良いとされています。
理由としては、一つの動画がどれくらい長い時間、視聴されたかが重要だからです。
例えば?
1時間動画が視聴されるためにはどれくらいの動画が必要なのか?
・5分の動画なら12個
・10分の動画なら6個
・1時間の動画なら1個
たとえ視聴回数が少なくても1つの動画でより長い時間視聴される動画ならYouTubeはその動画を高く評価します。
YouTubeアルゴリズム2:視聴者の滞在時間
先程もお伝えさせていただきましたが、視聴者のYouTubeでの滞在時間はとても重要です。
それが特定チャンネル内の回遊であれば、YouTubeはあなたのチャンネルを高く評価します。
YouTubeでの回遊(かいゆう)とは?
回遊とは、動画を見終わったら同じチャンネルの動画を何度も観るというように、ユーザーをチャンネル内により長く滞在させることです。
回遊率が高い動画:同じチャンネルの動画を何度も観る状態
こうした視聴者の動画やチャンネル滞在時間をより長いものに引き上げていくことを目指していきましょう!
YouTubeアルゴリズム3:動画の総再生時間比率
YouTubeアルゴリズムには動画の総再生時間比率という考え方もあります。
動画の総再生時間比率とは、1つの動画時間に対してどれくらいのパーセンテージで動画を見られたかという考え方です。
例えば?
1本10分の動画が見られた場合?
- 平均5分の視聴→総再生時間比率50%
- 平均3分の視聴→総再生時間比率30%
- 平均9分の視聴→総再生時間比率90%
こうした動画の総再生時間比率は、YouTubeに動画の質を判断される基準になるという考え方もあります。
たとえば、動画の平均時間が10分の動画なのにスグに離脱(動画を離れて)され総再生時間比率が低くなれば、YouTubeとしては『質の低い動画=検索順位を下げよう』となります。
YouTubeアルゴリズム4:チャンネル登録者数
チャンネルのブランド力は、チャンネル登録者数と比例します。
多くのユーザーから支持されるチャンネルは、自然とチャンネル登録者が増えて、チャンネル登録者数こそがブランドになります。
チャンネル登録者が多い事は、ブログなどのサイトでいうとユーザーから被リンクされている状態と同じです。
だからこそ躍起になってクリエイターはチャンネル登録者数を1人でも多く増やしたいと考えています。
YouTubeアルゴリズム5:アップロードから動画再生までの時間の短さ
YouTubeはアップロードされた動画が再生されるまでの時間の短さを非常に重視します。
何故なら、「急上昇中の動画」は、注目されていると判断される為です。
つまり『アップしてスグに注目される=バズる』という状態だからです。
だからこそ多くのクリエイターがアップロードした動画をTwitterなどのSNSでシェアしてYouTubeやユーザーにアピールしていくのです。
ここが面白いポイントです!
今日、始めたばかりのYouTubeでも急上昇に入るようなバズる動画を作ってしまえば、たったの1日で有名クリエイターになれます。
ブログなどではコツコツとブログを書いて、徐々にファンを増やしていきます。
しかしYouTubeではユーザーの心をキャッチした動画を作れるかどうかが重要で、続けた期間はほとんど関係ありません!
YouTubeアルゴリズム6:高評価の数・低評価の比率
クリエイターのアップした動画の評価は『高評価・低評価』から受けます。
この高評価と低評価もアルゴリズムに関係しています。
ユーザー(視聴者)はYouTubeのタイトルやサムネイル画像から「動画を見るか見ないか」を判断します。
その中で騙し要素が多かったり、ユーザーを不快にさせる動画を作れば低評価を受けやすくなります。
また一定の割合で視聴者は動画を高評価してくれます。
いかに高評価され、低評価を少なくするか?
つまり質の高い動画を作り、ユーザーを楽しませるかが重要だということです。
クリエイターとして目立てば一定の割合でアンチ(嫌われる)が増え、一定の割合で低評価を受けることも仕方ありません。
中には低評価からバズって注目度を高める「迷惑系ユーチューバー」や「物申す系ユーチューバー」などもいらっしゃいます。
しかし長期的スパンでいえば、一瞬バズってスグに見られなくなります。
YouTubeアルゴリズム7:コメント
コメントが多い動画はアルゴリズム的にも高く評価を受けます。
コメントなどのエンゲージメントを高める事で、YouTubeは動画がユーザーにとって有意義なものだと判断する材料になる為です。
その為、コメント欄が盛り上がっている動画はYouTubeアルゴリズム的にも良いとされています。
「宜しければチャンネル登録者、高評価、コメント欄で盛り上がってくれるとありがたいです!」
こんな決まり文句を伝えるクリエイターも多いです。
それはYouTubeアルゴリズムにより高く評価され、動画をより多くの人に観てもらう方法だと知っているからです。
評価数やコメント欄を消すクリエイターもいますが、YouTubeアルゴリズム的に考えると非常にもったいないです!
YouTubeアルゴリズム8:動画内アルゴリズム
1、動画タイトル
動画のタイトルと動画の内容がマッチしていない動画は、離脱率が高くなり、低評価が増えて、コメントされにくくなります。
つまり、他のYouTubeアルゴリズムで示した内容が悪くなることで『質の悪い動画』だと判断されることに繋がります。
ですので動画のタイトルと動画の内容をマッチさせることはYouTubeのアルゴリズム上、とても大切です!
動画タイトルの付け方は下記コラムをご参照下さい。
2、キーワード
YouTubeは『動画の検索エンジン』です。
検索エンジンにとって最も重要だと言われているのがキーワードです。
どんなキーワードを使うかによってYouTubeの検索順位が大きく変わってしまいます。
ですので狙った複合キーワードを使って動画のタイトルや説明文に組み込む事は、上位表示するためには大切なことになります。
上位表示されやすいキーワードの見つけ方はブログ編の『ロングテールキーワード』で詳しく解説しています。
3、説明文(概要欄)
動画の説明文はYouTubeアルゴリズムにとって非常に大きな鍵を握ります。
何故なら、関連動画に表示させたりタイトルの狙ったキーワードを強調させるにも、説明文で行えるからです。
あなたが作った動画を上位表示させたいなら、説明文は絶対に力を入れるべきポイントです。
YouTube説明文の書き方は下記コラムで詳細にお伝えしてます。
4、動画タグ
動画のタグは、動画のジャンル分けをするのに役立ちます。
YouTubeは動画の内容までは機械で判断することはできません。
動画のタグによってジャンル分けをしっかりと行うことで、YouTubeがアップロードした動画がどんなものなのかを把握することができます。
しかしジャンル分けをテキトーに行ってしまうと、全く意図する種類の違うジャンル意外に振り分けられてしまいます。
つまり学校の先生になろうとして飲食店の面接を受けにいくようなものです。
動画タグの付け方は下記コラムで詳しく解説してます。
5、サムネイル画像
サムネイル画像は、動画の視覚的インパクトを与える超重要な部分です。 サムネイル画像を作り込めばそれだけでも視聴回数を稼ぐことも可能です。
しかしその分、動画が不十分でサムネイル画像だけが良かった場合には、低評価や視聴時間は悪印象になり、アルゴリズム的にも良くないものになります。
ですので動画内容にしっかりマッチしたサムネイル画像を作るように心がけていきましょう!
サムネイル画像の作り方は下記コラムから!
YouTubeアルゴリズム大全まとめ
実はこんなに偉そうなことを書いていますが、YouTubeアルゴリズムを完璧に把握することは不可能です。
何故なら、アルゴリズムは公式に発表されている訳ではないからです。
しかしYouTubeを活用する人のWinとLoseをしっかりと見極めていくことは、アルゴリズムの解明に繋がります。
そしてここでご紹介した内容が納得できたなら、それが本当のアルゴリズムの解明なのかもしれません。
また、下記コラムではこれからYouTubeを始めたい方向けに、YouTubeの始め方を解説していますので、まだこれからの方は是非参考にしてみて下さい。