仮想通貨ポルカドット(DOT)の今後の予測!Polkadotとは?暗号資産の特徴や将来性・見通しを徹底予想
このコラムでは「仮想通貨ポルカドット(DOT)の今後の予測!Polkadotとは?暗号資産の特徴や将来性・見通しを徹底予想」について解説していきます!
2020年8月に上場した暗号資産『ポルカドット』。
上場して間もない暗号資産ですが、2021年に入り価格が高騰している非常に注目度の高い仮想通貨です。
GMOコインが2021年5月19日に日本で初めて取引を開始し、2021年6月29日にはbitflyer(ビットフライヤー)でも扱われるようになりました。
今回はそんな暗号資産ポルカドットについて具体的に解説していきます。
・仮想通貨ポルカドット(DOT)の今後の予測が知りたい!
・ポルカドット(DOT)の将来性や見通しの予想は?
こんな方むけに記事を書いています!
このコラムを読むことで仮想通貨ポルカドット(DOT)とはどんなコインなのか、特徴や今後の予測や将来性、見通しなどの全容が分かりますので是非、最後までお読み下さい!
- 仮想通貨ポルカドットとは?DOTの特徴を徹底分析
- 仮想通貨ポルカドット(DOT)の将来性や課題
- 仮想通貨ポルカドット(DOT)の過去チャート・今後の予測
これらを順番にお話していきます!
仮想通貨ポルカドットとは?DOTの特徴を徹底分析
仮想通貨ポルカドット(DOT)とは?どんなコイン?
ポルカドットはスイスの「Web3財団」という財団が開発した暗号資産です。
ポルカドットの通貨(トークン)名は「ポルカドット」で、ティッカーシンボルは『DOT』となっています。
Web3財団には現在最も注目度の高いアルトコインであるイーサリアム(ETH)の共同創業者で知られるギャビン・ウッドもいるため、2020年8月という圧倒的な後発組であるにも関わらず大きな期待と注目を集めている暗号資産です。
ポルカドット(DOT)の通貨発行枚数は10億2000万DOTと、他の暗号資産に比べてもかなり少なめとなっています。
暗号資産の中で特に問題視されやすいのがスケーラビリティ問題です。
スケーラビリティ問題とは、ユーザーが集中してしまうことによる取引遅延や手数料が高くなってしまうという問題です。
ポルカドットでは「Parachain(パラチェーン)」という並列性のブロックチェーンにより、トランザクション処理速度をアップすることで、そうしたスケーラビリティ問題を解決しています。
セキュリティー面では「Pooled Security(プールドセキュリティー)」というセキュリティープログラムがネットワークにプールされています。
そのため各ブロックチェーンが常に安全なセキュリティーの維持が可能になりました。
これまでのブロックチェーンでは小さなブロックで繋がれていたため、セキュリティー用のリソースを割くことができませんでした。
しかし共通の安全性の高いプールされたセキュリティー性能を各ブロックチェーンがいつでも活用できるようになり、より強固なセキュリティーが担保されました。
ポルカドット公式サイト
https://polkadot.network/
仮想通貨ポルカドット(DOT)の特徴
ポルカドット(Polkadot)の特徴は、『Web3.0』を実現するためのプロジェクトで、そのためのブロックチェーンです。
『Web3.0』とは?
Web3.0とは、ブロックチェーン技術により個人情報はブロックチェーン上にユーザー同士で分散管理して、不正アクセスや情報漏洩のリスクを軽減するための分散型(非中央集権型)のプラットフォームのことです。
- 『Web1.0』:ホームページやサイトをユーザーが一方的に閲覧する世代
- 『Web2.0』:SNSなどにより双方向のやり取りがある世代
- 『Web3.0』:ブロックチェーンによる分散型(非中央集権型)の新たな世代
例えば、検索エンジンで一番有名なGoogle(グーグル)は、YouTubeやサービスを利用するにあたりユーザーの個人情報(サインインやログインなど)を求めてきました。
この様にサービスを提供する一部の大企業がユーザーの個人情報を収集し管理するというような中央集権型のプラットフォームでした。
しかし、一部の企業がユーザーの個人情報を集めることにより次の3つのような問題も疑問視されてきました。
- プライバシー問題
- セキュリティー問題
- 個人情報流出問題
ポルカドット(Polkadot)のように、ブロックチェーン技術を応用して『Web3.0』世代となる分散型(非中央集権型)のプラットフォームを目指すことにより、そうしたプライバシーやセキュリティー、個人情報流出問題などのリスクを大幅に改善されることが期待されています。
ポルカドット(Polkadot)のブロックチェーン上で扱われる暗号資産(トークン)も『ポルカドット』と呼びます。
仮想通貨ポルカドット(DOT)の将来性や課題
ポルカドットは2020年8月に上場してまだ開発されて間もない暗号資産であるにも関わらず、どうしてここまで注目されるのでしょうか?
そんなポルカドット(DOT)の将来性を見ていきましょう!
ポルカドットの将来性①インターオペラビリティの実現
『インターオペラビリティ』とは、異なるブロックチェーン同士を繋ぐことが可能になる相互運用性の技術です。
これまでのブロックチェーンでは、異なるブロックチェーンの間には互換性がないため、ブロックチェーンを繋ぐことは出来ませんでした。
例えば?
「ビットコインをイーサリアムにしたい。」
と思ったら?
仮想通貨取引所で「ビットコイン→現金(取引所)→イーサリアム」という流れが一般的でした。
このように仮想通貨取引所を介するということは、それぞれのブロックチェーンでは分散型(非中央集権型)にも関わらず、管理者を必要とするというのは中央集権(管理者がいる)的のような体制になってしまいます。
ポルカドットの『インターオペラビリティ』により、異なるブロックチェーンを繋ぐことが可能になり、中央集権的な管理者を必要としない完全な非中央集権型の『Web3.0』を目指すことができるようになりました。
そのため、「ビットコイン→ポルカドット→イーサリアム」といったブロックチェーンの流れを作ることが可能になり、ポルカドットの注目度やニーズが非常に高くなっています。
ポルカドットの将来性②Substrate(サブストレート)
ポルカドットは『Substrate(サブストレート)』というブロックチェーン開発ツールの提供を開始しています。
『Substrate(サブストレート)』を活用することにより誰でもハードルを低く抑えつつポルカドットと互換性のあるブロックチェーンを作ることが可能になりました。
ブロックチェーン技術は次世代では確実に誰もが使う一般的なものとなるでしょう。
多くの人が今現在では通貨として活用することは考えにくいものがあります。
なぜなら中国やアメリカのように、仮想通貨(暗号資産)を国で規制したり国から排除しようとする流れがあるからです。
逆を返せば次世代で国の通貨の代わりとなると、国が危機感を抱いた結果とも考えられます。
そして誰もが『Substrate(サブストレート)』という開発ツールを活用して、自分の作りたいブロックチェーンを簡単に作れるということは、国の規制や暗号資産の廃止という流れは国際通貨の危機、またはブロックチェーンの将来性の高さの裏付けとも捉えることができます。
誰もが『Substrate(サブストレート)』で自分の作りたいブロックチェーンを作ることが一般的になった時、ベースとなるポルカドット(DOT)の存在は世界で確実なものとなるでしょう。
仮想通貨ポルカドット(DOT)の最新ニュース・過去チャート・今後の予測
それではポルカドット(DOT)の最新ニュースや過去のチャート、今後の予測、ポルカドットの買い方を見ていきましょう!
仮想通貨ポルカドット(DOT)最新ニュース
2021年
bitflyerがポルカドット(DOT)の取扱開始
2021年6月29日、日本大手仮想通貨取引所のbitflyer(ビットフライヤー)がポルカドット(DOT)の取り扱いを開始しました。
GMOコインがポルカドット(DOT)の取扱開始
2021年5月19日、日本大手仮想通貨取引所のGMOコインが日本で初めてポルカドット(DOT)の取り扱いを開始しました。
2020年
ポルカドット(DOT)が新規上場
2020年8月、暗号資産ポルカドット(DOT)が新規上場しました。
仮想通貨ポルカドット(DOT)の過去チャート
仮想通貨ポルカドット(DOT)の過去から現在(2021年6月時点)のチャートは以下のようになっています。
スマホの仮想通貨アプリ(コインチェックやビットフライヤーなど)では出ない単位のローソク足チャートを表示しています。
週単位のローソク足チャート
日単位のローソク足チャート
出典:GMOコイン
仮想通貨ポルカドット(DOT)今後の予測
この予測は利益を保証するものでも、予測に責任を持つものでもありませんので予めご了承の上でお読み下さい。
また投資は自己責任となりますので、自己判断のもとでご決断下さい。
ポルカドットは2020年8月に上場したばかりのまだ出来て間もない暗号資産(仮想通貨)です。
それなのにも関わらず、なぜ仮想通貨投資家の間でこれほど大きな期待と注目を集めているのでしょうか?
投資家が第1に懸念する内容と言えば、取引遅延や手数料高騰といったスケーラビリティ問題やセキュリティー面などの安全性です。
ポルカドット(Polkadot)ではそうしたスケーラビリティ問題をParachain(パラチェーン)、セキュリティー問題をPooled Security(プールドセキュリティー)で解決が期待されています。
第2に暗号資産ポルカドット(DOT)の将来性への期待です。
ポルカドット(DOT)は『インターオペラビリティ』を実現しました。
互換性のない暗号資産をポルカドットを通じて変換できるようになり、非中央集権型の「Web3.0」を確立する第一人者となりました。
また『Substrate(サブストレート)』という開発ツールにより、ポルカドットをベースとした暗号資産を敷居を低く誰でも作ることが可能になりました。
これらにより、暗号資産やブロックチェーンとしての優位性を確立し、誰もがポルカドットを利用する大きな可能性を示しました。
※詳細は「ポルカドットの将来性」にて解説しています。
第3に暗号資産ポルカドット(DOT)はどれくらい値上がりが期待できるのかという点です。
ポルカドット(DOT)の通貨発行数は10億2000万コインと他の通貨と比較しても少なめとなっています。発行枚数が少ないということはつまり、1コイン辺りの希少性が高くなるということを示唆しています。
日本でも取引所のGMOコインやbitflyer(ビットフライヤー)が取り扱いを開始しました。
今後を期待される暗号資産だけに、他の仮想通貨取引所でも当たり前のように取り扱いが始まるのではないでしょうか!
希少性が高く将来性が期待される暗号資産ポルカドット(DOT)。
2020年8月に新しく上場されて2021年4月までの9ヶ月で17倍以上の値上がりを記録しました。
- Parachainによるスケーラビリティ問題解決
- Pooled Securityによるセキュリティー強化
- インターオペラビリティの『Web3.0』世界
- Substrateの開発ツール
- 通貨発行数10億2000万コインの希少性
これらの5つを踏まえて今後、ポルカドット(DOT)がどれくらい値上がりしていくのかを予測していきます。
ポルカドット(DOT)は2021年5月15日に過去最高値5324円を記録しました。
取引所の増加やこれからの認知度にもよりますが、これから一気に影響力を高める暗号資産の一つであることは間違いありません。
- 2021年→過去最高値の5000円付近
- 2022年→2万円台
- 2023年→10万円
- 2024年→20万円
- 2025年→100万円
これは筆者の独断の予測ですが、ポルカドット(DOT)それくらいのバイタリティーがある暗号資産だと考えています。
仮想通貨ポルカドット(DOT)まとめ
仮想通貨投資はいわば情報戦です。
ポルカドットに関する最新情報やニュース、課題や問題点、今後の予測についてこちらのコラムにて随時更新していきます。
ですので、ポルカドット(DOT)を保有している方やこれから仮想通貨ポルカドットを買おうと考えている方は情報戦に負けないように、今すぐこのコラムのブックマークや保存をしておくことをオススメします。
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