インデックス投資でお金を寝かせて増やせ!初心者が最も始めやすく稼ぎやすい!積み立てNISAも分かりやすく解説
このコラムでは「インデックス投資でお金を寝かせて増やせ!初心者が最も始めやすく稼ぎやすい!積み立てNISAも分かりやすく解説」について解説していきます!
投資の神様と呼ばれる世界の富豪で知られるバークシャー・ハサウェイ会長兼CEOのウォーレン・バフェット氏が、「もし私が死んだらS&P500のインデックスファンドを買え。」と妻に遺言を残したそうです。
そしてそれを受けて世界中の人が投資の神様が残した【インデックス投資】に注目しました。
インデックス投資とは一体何でしょうか?
今回はインデックス投資を誰でも分かりやすく解説して、インデックス投資の始め方や積み立てNISAについても具体的に見ていきましょう!
・インデックス投資は稼げる?稼げない?
・インデックス投資は何故オススメ?
こんな方むけに記事を書いています!
このコラムを読むことで超簡単にインデックス投資の概要が分かり、誰でも簡単に資産を積み立てられるようになりますので是非、最後までお読み下さい!
- インデックス投資とは?インデックス全容と積み立てNISA
- インデックス投資の未来予想図とシミュレーション
- なぜ米国インデックスファンドに投資するのか?
これらを順番にお話していきます!
インデックス投資とは?インデックス全容とつみたてNISA
インデックス投資とは?
インデックス投資とは、株価指数連動型(インデックスファンド)ETFに投資する方法です。
インデックス(指数)とは、たとえば「日経225」や「米国株式S&P500」といった指数のことです。
超簡単に言うと、たくさんの大企業を1つのパッケージにした時のパックの値段に投資する感じです!
つまり「日経225」に連動したインデックス(指数)ファンド(投資信託)に投資するということは、日本の225社の大企業に分散して投資するということになります。
「日経225」のインデックスに投資したら日本の大企業全体に投資するイメージです。
また「米国株式S&P500」に連動したインデックス(指数)ファンド(投資信託)に投資するということは、アメリカの大企業500社(アメリカ市場全体)に分散して投資するということになります。
「米国株式S&P500」に投資したらアメリカの大企業全体に投資するイメージです。
投資信託とは、『ファンド』とも呼ばれ、資産運用のプロが私たち投資家から集めたお金をひとまとめにして、株式などに投資・運用する商品のことです。
個別株を買うというのは、上の図の左ように自分が選んだ企業一つに投資することになります。
またインデックス投資(投資信託)は、上の図の右側のように株式の詰め合わせパックのようなもので、株の詰め合わせパック全体に分散して投資するようなものです。
100円から積立投資を始められるインデックスファンド(投資信託)も多く、誰でも設定を完了してしまえば毎月自動で積み立ててくれるため、初心者でも簡単にインデックス投資を始めることができます。
また右肩上がりに上昇が期待できる投資信託(ファンド)を選んでで初期設定を行えば、資産が毎月積み重なっていくので、初心者にとって最も簡単な投資方法の一つです。
つみたてNISA・NISAとは?
NISAとは、「少額投資非課税制度」のことで、NISA口座で運用した運用益を非課税にしてくれる税制優遇のことです。
日本の税金の仕組みは、株式などの投資で得た収益に約20%(20.315%)の税金がかかります。
たとえばインデックス投資で運用して、その年の利益が100万円だった時の税金は約20万円となり、税引き後の利益の合計が80万円となってしまいます。
もしNISA口座で株式を運用していた場合、仮に100万円の利益が出た時に本来なら支払わなければならない20万円(20%の税金)分が引かれることなく自分の利益にすることができます。
このように税制を優遇してくれる制度をNISAと言います。
つみたてNISAとNISAの違いや特徴は?
つみたてNISAは年間最大40万円を最長20年間非課税にしてくれる制度です。
一般NISAは年間最大120万円を最長5年間非課税にしてくれる制度です。
NISAの特徴①一人1口座
NISA口座は日本に在住している20歳以上の人なら口座の開設ができます。
NISA口座は一人1口座までとなっていて、2つ目や3つ目のNISA口座を作ることができません。
上手くNISAの非課税枠を活用して、非課税枠以上に投資をしようと考えている方は一般証券口座と併用しながら運用していくことになります。
NISAの特徴②年間の投資額に上限枠がある
NISAには年間の積立投資額に上限枠があります。
一般NISAの場合は年間120万円(月々10万円)
つみたてNISAの場合は年間40万円(月々33,333円)
NISAの特徴③証券口座の中のNISA口座
NISA口座は証券口座の中に新たにNISA口座枠を作ることになります。
証券会社(楽天証券やSBI証券)で証券口座を開設した後に、NISA口座を申し込むことができます。
NISAの特徴④新規購入分からの金融商品が対象
既に株式投資を始めている人で、保有している金融商品をNISA口座へ移動することはできません。
NISA口座開設後、NISA口座から申し込んだ新規の金融商品が非課税の対象となります。
NISAの特徴⑤投資枠の翌年の繰り越し不可
投資枠が余った時に翌年に残った枠を繰り越すことはできません。
たとえばつみたてNISAを10月に作って11月と12月に3万円ずつ積み立てた時に34万円分の枠が残ってしまいます。
その余った34万円の枠を翌年に繰り越すことができないので、注意が必要です。
NISAの特徴⑥最長期間終了後は一般口座へ
NISAの最長期間終了後は金融商品は一般口座へ移動されます。
つまり一般口座へ移動されたあとに利益が確定した分に関しては課税対象になります。
インデックス投資の未来予想図とシミュレーション
インデックス投資の出口戦略
インデックス投資は連動する指数が暴落または下落している時に売らなければ、比較的利益が出やすい投資方法です。
しかし投資の出口のタイミングで暴落や下落局面を迎えないとも限りません。
ですのでインデックス投資の出口戦略はしっかりと「20年間」や「30年間」と決めるのではなく、「20年〜25年くらい」「25年〜30年くらい」の中の利益が確定している上昇のタイミングで売ることがポイントの一つになります。
そして積み立てた資産を切り崩して浪費していくのではなく、人生100年時代に備えて徐々に高配当株式や比較的リスクの低い債券に移行していくのがインデックス投資の出口戦略になると考えています。
インデックス投資のシミュレーション
世界でも人気の『eMAXIS Slim米国株式S&P500』というインデックスファンド(投資信託)があります。
年間平均平均利回り:6.5%強
『eMAXIS Slim米国株式S&P500』は米国株式のS&P500という指数に連動するインデックスファンド(投資信託)です。
この『eMAXIS Slim米国株式S&P500』に30年間、月に5万円の積立金で仮に年間利回りが低くなった年利5%の運用時のシミュレーションをしていきます。
元金:18,000,000円
利息:23,610,000円
合計:4161万円
期間をより長く毎月積み立て続けることで高い税金を支払ってでも、平均のまま成長が続くことでこれだけの利益を狙うことが可能になります。
仮に積立額を2倍の毎月10万円にしたなら?
より早く、より長く、そしてより多くの資金をインデックス投資で積立を行うことで、リスクを低く抑えて投資をすることが可能になります。
またつみたてNISA枠をフルに活用することで、本来だったら税金として納めるお金を非課税のまま積み立てることが可能になります。
つまりシミュレーションよりも大きな資金を運用することができるため、積立合計金額がより高くなる可能性が大きくなります。
出口戦略を高配当株式へ
インデックス投資の出口戦略の一つに高配当株式ETF(上場投資信託)へ資産を移行していくという方法があります。
先ほど算出したシミュレーションの積立資産を年利5%の高配当株式ETFに投資した時の年間配当額を再シミュレーションしていきましょう!
資本金4640万円×年利5%×税率20%=税引後の年間配当185万円
185万円÷12ヶ月=月約15万円
月々約15万円の配当収入があれば、もし社会保障や年金が破綻してもなんとか切り詰めていけば生活ができそうですね。
仮に毎月10万円を30年間インデックス投資してシミュレーションした8322万円を年利4%の高配当株式ETFに投資した時の年間配当を再シミュレーションしてみましょう!
資本金8322万円×年利4%×税率20%=税引後の年間配当266万円
266万円÷12ヶ月=月約22万円
月々約22万円の配当収益があれば、老後も100歳まで生きても資産を減らすことなくゆとりを持った生活ができそうですね。
なぜ米国インデックスファンドに投資するのか?
インデックス投資の基本は右肩上がりに値上がりが期待できるファンド(投資信託)に長期的に投資を続けることに大きな意味があります。
右肩上がりに上昇を続ける条件が2つあります。
- 人口の増加
- GDP(国内総生産)の増加
アメリカは今後何十年も人口の増加が予想されています。
それはアメリカが移民国家で、移民によって成り立ってきた国だからです。
また金融の中心地はアメリカにあります。
それは優秀な人材や最先端がアメリカに集まり続けることを意味しています。
人口が増加し新しいサービスや企業、商品がアメリカから生まれ続けることでアメリカのGDP(国内総生産)は増加し続けることが予測されています。
こうした2つの条件から米国株式は今後も右肩上がりに成長を続けるのではないかと考えられています。
日本は少子高齢化による人口の減少や、30年にも及ぶデフレから脱却できずに世界の中で競争力は低下し、企業は疲弊しきっています。
そんな中で新しいイノベーションは起きるわけもなく、優秀な人材や資産家は海外へと目を向けるようになりました。
それは投資家も同じです。
世界の投資家は日本に投資をするよりもアメリカに可能性を感じている人が増えてきました。
何故なら沈みそうな船に乗るよりも、より安全な運行をしてくれる船に乗りたいと思う気持ちは万国共通だからです。
そしてアメリカを中心に構成されたインデックスファンドやETFが増えて今も買われ続けています。
市場のお金がアメリカを中心とした株式に集中的に集まっていることで、さらに株価は上昇していきます。
そうした資金を潤滑油に、新しいイノベーションがアメリカから始まっていきます。
インデックス投資全容まとめ
インデックス投資は初心者に最もオススメで「放ったらかしでも資産が増えていく!」と言われるようになり注目を集めました。
投資の初心者でも簡単に始められ、毎月定額を積み立てることでドルコスト平均法の投資方法で暴落にも強い側面があるためです。
ドルコスト平均法のコラムはこちら!
また下記コラムではオススメのインデックスファンド3選をご紹介しています。
インデックス投資は何に投資すれば良いのか分からないという方は是非読んでみて下さい。