FX長期トレードの通貨ペア選び方・運用方法・複利運用について具体的に解説

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FX長期トレードの通貨ペア選び方・運用方法・複利運用について具体的に解説

このコラムでは「FX長期トレードの通貨ペア選び方・運用方法・複利運用について具体的に解説」について解説していきます!

悩み男性
悩み男性
・FXで長期トレードってどうやるの?
・FX長期運用方法が知りたい!
・短中期トレードから長期トレードに移行したい。

長期トレードについての書籍や情報は数え切れないくらいあります。
そんな中でFX長期トレードで通貨ペア選びから運用方法、複利運用方法に至るまで、長期トレードの基礎と応用初級レベルまでを初心者にも分かりやすく解説しています。

このコラムを読むことで超簡単に長期トレードの運用方法が分かりますので是非、最後までお読み下さい!

  • FX長期トレードの投資通貨ペアの選び方
  • FX長期トレードの保有ポジションの決め方
  • FX運用益の受け取り
  • FX長期トレード複利運用方法

これらを順番にお話していきます!

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FX長期トレードの投資通貨ペアの選び方

FX通貨ペア選びの基礎知識

どの通貨ペアで今後取引を行っていくか?
これを決める事がFX長期投資を行う上で非常に重要な部分になります。
何故なら、通貨ペアによってリスクが異なるためです。


通貨ペアとは、「米ドルと日本円(USD/JPY)」というように2国の通貨のペアのことです。
世界には様々な国があり、それだけ多くの通貨ペアが存在します。
FX会社で扱う、どことどこの国の通貨ペアでFX取引を行うかを決めることができます。

長期トレードでは、主にスワップポイント(金利差益)重視の運用を行って利益を狙っていきます。

通貨ペアの金利差が大きいほどスワップポイントが多く狙えるので、通貨ペア同士の金利の乖離(広い)が大きい通貨ペアで取引を継続すると利益が膨らみやすくなります。
たとえば新興国通貨と日本円の通貨ペアなどです。

新興国通貨のデメリット

しかし金利が高い新興国通貨には、相応の金利が高い理由があります。
その理由を解説するとややこしくなるので超簡単にお伝えすると、デメリットになる可能性が高いということです。

  • 国の借金などによるデフォルト(債務不履行)
  • 比較的に通貨が弱いことで起こる通貨安(値下がり)
  • 内政不安による不信(安定性や安全性)

FXで長期トレードするということは、長い期間をかけて安全に運用することが目的になります。
大切なお金を自身で守るためにも、長期トレードの最大のデメリットをお伝えさせていただきました。

そうした中で、どの通貨ペアを選ぶかを決めていきましょう!

2種類の通貨ペアの読み方

FX長期トレードの通貨ペア選びには、大きく分けて2種類あります。

  • 安定国同士の通貨ペア
  • 新興国と安定国の通貨ペア

この2つの通貨ペアがどんな人に向いているのか?
そしてどの通貨ペアを選ぶべきなのか?
メリットとデメリットを踏まえて具体的に見ていきます。

安定国の通貨ペア

「米ドル日本円(USD/JPY)」

安定国同士の通貨ペアは長期積み立て型FX運用には、非常に向いています。

メリット

・情報が得やすい
・世界の取引量が大きいから安定しやすい
・どのFX会社でも扱っている通貨ペア
・デフォルト(債務不履行)の可能性が低い

デメリット

・新興国通貨と比べて金利乖離が狭い
・資金がかかる

しかしただ日本の銀行に預けておくよりも、長期運用方法を間違えなければ大きな恩恵をもららせてくれる可能性が高い通貨ペアだと言えます。

  • 銀行に代わる運用先を見つけたい方
  • 安定的に資産運用をしたい方
  • どの通貨ペアで運用するか決まっていない方

こんな方は、「米ドル円」から長期トレードを始めてみてはいかがでしょうか?

新興国通貨ペア

「南アフリカランド日本円(ZAR/JPY)」
「トルコリラ日本円(TRY/JPY)」
「メキシコペソ日本円(MXN/JPY)」

新興国通貨と安定国通貨ペアは何と言っても、少ない資金からでも高い金利を得やすいというのが最大の利点です。

メリット

・スワップポイントが高い
・少なめの資金でも多くのポジションを保有可能
・経済成長の余地が高い

デメリット

・デフォルト(債務不履行)の可能性
・新興国通貨安の可能性
・内政不安

新興国通貨は、現状で考えられるデメリットは常に付きまといます。
しかし将来にわたり新興国が経済成長と共に通貨高(値上がり)や高い金利を受け取り続けられる可能性を考えると、メリットも大きく感じられます。

  • ミドルリスク&ミドルリターン
  • 新興国が伸びると確信している方

多少のリスクを受け入れつつ、こんな方は新興国通貨ペアで長期トレードをしてみてはいかがでしょうか?

FX長期トレードの保有ポジションの決め方

長期トレードの保有ポジションの決め方について解説していきます。

長期トレード運用ポジション目安

長期トレードにおいて大切なのは、仮に大きな値動きをしても十分に強制ロスカット(強制決済)に耐えられる証拠金維持率で運用を続けられる事です。

証拠金維持率とは、時価評価額に対する証拠金の割合のことです。
計算方法は「(純資産−注文証拠金)÷ポジション必要証拠金×100」となります。

分かりやすく言うと、証拠金維持率が100%になってしまうと強制決済されてしまうので、証拠金維持率を高く(レバレッジを低く)維持しておきましょうという事です。

例えば?

資金10万円に対して10万円を買い付けしてしまうとフルレバレッジ(25倍)になってしまいます。
証拠金維持率は100%になります。
証拠金維持率が100%を下回ると強制ロスカットになりますので、フルレバレッジで取引したときに買い付けと反対の方向に値動きするとスグに強制決済されてしまいます。

資金10万円に対して1万円を買い付けると資金の1/10(レバレッジ25倍÷10=2.5倍)となり、証拠金維持率も1000%となります。

長期トレードで推奨する運用ポジション数は『1/20の資金で保有する』です。

長期トレード1/20資金の計算方法

長期トレードで1/20の資金で取引していくための計算方法を解説します。

100万円をFX口座に預けたなら?
1/20の資金「5万円分」のポジションを保有という事です。

米ドル日本円の場合

「米ドル円(USD/JPY)」の場合でシュミレーションしてみます!

米ドル円=1ドル100円の時
1lot(1万通貨)保有するのに必要な証拠金は?
100円×10,000通貨÷レバレッジ25倍=40,000円

米ドル円1lot保有に必要な証拠金は40,000円となります。

では100万円の資産で1/20の資金「5万円」で保有するポジション数は?
50,000円÷40,000円=1.25

つまり1.2lot保有が目安という計算になります。

新興国通貨の場合も同じように計算してみましょう!

メキシコペソ日本円の場合

自己資金100万円で「メキシコペソ円=1ペソ5円」の場合!
1lot(1万通貨)保有するのに必要な証拠金は?

5円×10,000通貨÷レバレッジ25倍=2,000円
1lot=2,000円

資金100万円の1/20の資金5万円で保有可能なポジションは?
50,000円÷2,000円=25lot

つまり25lot保有が目安という計算になります。

この目安となるlot数をFX取引画面から新規買い付けをしましょう!

ちなみにポジションやlotについて分からないという方は下記コラムで詳しく解説しています!

FX運用益の受け取り

長期トレードでは取引を開始してしまえば、あとはずっと放置していてもほとんど問題はありません。

銀行に預けたお金を毎日ザワつきながら見ているという人はいないですよね?
それと同じで、取引画面を見てしまうと一喜一憂して感情が動いてザワザワしてしまうので、むしろ見ない方が良いのです。

画面を見るのは月に一回、貯まったスワップポイントを受け取る時だけに留めましょう!
もしくは万が一、ロスカットアラートメールが届いた時だけにしましょう。

みんなのFXではスワップポイントは毎日のように受け取れますが、邪念が入るので月に1回と決めたなら月に1回だけというルールをしっかり守ります。

資産に関してはチャートの上下によって一時的にマイナスになったり、プラスになったりを繰り返します。
感情を入れないために資産がたとえマイナスの時に、見てしまっても忘れてしまいましょう!

FX長期運用に関わらず短期中期トレードでも同じですが、トレードに感情を入れても良い事は何もありません!
何故なら、冷静な判断が出来ないからです。

単に「スワップポイントを受け取った。」
作業と感情はこれだけでOK!

下記コラムでは、FX投資で必要な考え方やマインドについて紹介していますで、良かったら読んでみて下さい!

FX長期トレード複利運用方法

長期運用の利益の最大化は複利運用にあると言っても良いでしょう!
複利運用は「人類が生み出した最大の発明」とアインシュタインが言うように、ものスゴいものなのです。


複利とは、利子が利子を生む仕組みの事です。
毎月のスワップポイントの利益を使わずに再投資する事で、利益から新たな利益を生みだすことが可能になります。

FX長期トレードの複利運用は次の5つのステップで行うことが出来ます。

ステップ1、積み立て資金の投入
ステップ2、月のスワップ利益の計算
ステップ3、積み立て投資
ステップ4、再投資ポジション数の計算
ステップ5、毎月繰り返す

具体的に解説していきます。

ステップ1、積み立て資金の投入

FX長期トレードは積み立て資金を増やしていく事で、将来の大きな資産を形成していきます。

『毎月10万円貯蓄する』
この10万円をFX長期投資に積み立てていく事で、毎月のキャッシュフローを増やしていく事が可能になります。

毎月10万円積み立てていく方法に関しては、バカみたいに貯金をする【バカ貯金】というコラムを参考にしてみて下さい!

ステップ2、月のスワップ利益の計算

月に1回のスワップポイントの受け取りを守っている方は、その合計金額を確認すればOK!
しかし時々、スワップポイントを受け取って「いくらか分からない!」という方は、簡単な計算をして月のスワップポイント合計金額をチェックしましょう!

毎月のスワップポイントの利益だけを計算します。

例えば?

スワップポイントが10円の通貨ペアを100lot保有していたら?
10円×100lot×30日=30,000円

スワップポイントの利益は、おおよそ30,000円となります。

ステップ3、積み立て投資

月に1度、給料として振り込まれたお金をFX資金として10万円(あくまでも金額は目安)を積み立てていきます。
銀行の貯金の代わりにFX口座で積み立てるという事です。

毎月、定期的にFX資金を蓄積させ続けることで、複利運用でのスワップポイントの利益がより多くなります。

ステップ4、再投資ポジション数の計算

では次に、スワップポイントの利益と積み立てた資金を合算した金額から、FXで再投資するためのポジション数(lot)を計算していきます。

先ほどの収益と貯蓄例を実例に説明していきます。

月のスワップポイント収益3万円
毎月の貯蓄額10万円
→合計13万円の1/20の再投資=13,000円

投資先がメキシコペソの場合、メキシコペソ円のレート1ペソ=5円の時の1lot費用は2,000円

13,000円÷2,000円=6.5lot

つまり6lotの追加保有をするという計算になります。

ここで計算されたlot数を新規購入していきましょう!

ステップ5、毎月繰り返す

この作業を毎月繰り返していく事で、複利が積み重なっていきます。

先ほどの例で、仮に値動きが一定だった場合には?

初月:初期保有数100lot
2ヶ月目:100lot+6lot
3ヶ月目:106lot+6lot
4ヶ月目:112lot+6lot
5ヶ月目:118lot+7lot

こんな具合です。
毎月、積み重なるlot数が複利運用となり、複利が積み重なることで利益を積み重ねることが可能になります!

やがて5年、10年と長期で積み重なった複利は膨大になります。

長期トレード運用方法まとめ

長期トレードの基本的な流れや可能性、長期トレードの運用方法についてお話させていただきました!

FX初心者の方は、若干難しいワードや計算もあったと思います。
しかし何度も読み返して、腑に落として、FX長期トレードを開始できたら、将来の収入の可能性は多大なものになるでしょう!

下記コラムでは、長期トレードの土台となる基礎知識になります。
長期トレードを始めたい方は絶対に押さえておきましょう!

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